カッティングシートの貼り方【ドライ】

【ドライ貼りに適したケース】

●作業時間を短縮したい場合 ●気温が低い場合 ●小さな文字、複雑な物、細い線 ●局面へ貼る場合
★デメリット: シワや曲がりができた時に修正不可

慎重に作業を進めれば、誰でも簡単に貼ることが出来ます。
※デザインやサイズによっては適性でない場合がありますので、デザインの大きさなどに合わせて施工しやすいやり方で作業を進めてください。ドライと水貼りの2 種類の貼り方がありますが、このページではドライの貼り方を紹介いたします。

1. 準備(スキージ・マスキングテープ)
1. 準備(スキージ・マスキングテープ)
施工面の油脂や埃は、事前にきれいに拭き取っておいてください。ゴミが残っていると剥がれの原因などに繋がりますのでご注意ください。
2. アプリケーションシートとカッティングステッカーを圧着します
2. アプリケーションシートとカッティングステッカーを圧着します
まずはカッティングステッカーとアプリケーションシートを、しっかりこすって圧着します。ウラ面(方眼紙状になっている面)からもこすって圧着します。 しっかり圧着していないと、台紙(剥離紙)側にカッティングステッカーが残ってしまいます。
3. 貼る位置を決めて、下辺をテープで仮止めします
3. 貼る位置を決めて、下辺をテープで仮止めします
カッティングシートを貼る位置を決定し、下辺をマスキングテープで固定します。壁面などに貼る場合、下辺だけだと垂れ下がってしまいますので、上辺にも仮止めでテープを貼ってください。
4. 下辺のテープを軸に裏返します
4. 下辺のテープを軸に裏返します
下辺の固定用テープが剥がれないよう注意しながら、カッティングステッカーを裏返します。
5. シートを裏返して、台紙を剥がします
5. シートを裏返して、台紙を剥がします
シートを台紙から剥がしアプリケーションシートに貼り付けます。勢い良く剥がすと切れたりすることがあ りますので、必ずゆっくりと剥がしてください。上手く転写シートに貼りつかない場合, アプリケーションシートに台紙を押さえつけながら剥がすと、アプリケーションシート側に貼り付き易くなります。
6. スキージを使用して貼り付けます
6. スキージを使用して貼り付けます
シートがヨレないように気をつけながら、スキージでゆっくり圧着しながら貼ってください。力を入れ過ぎると、破れたりすることがありますのでご注意くださ い。
7.アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
7.アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
空気が抜けるようにスキージーで中心から外へ向かうよう圧着してください。この時一気に力を入れて擦るとシワがいったりしますので、力を抜いて軽く滑らせて全体的にシワ無く圧着できたら、仕上げにもう一度しっかり圧着してください。
8.アプリケーションシートとマスキングテープをゆっくり剥がします
6. スキージを使用して貼り付けます
しっかりと圧着できたら、アプリケーションシートとマスキングテープを剥がします。勢い良く剥がすと、上手く貼れていない部分が切れたりする恐れがありますで、必ずしっかり貼れているかどうか確認しながらゆっくり剥がしてください。
9.完成
6. スキージを使用して貼り付けます
これで完成です。
カッティングシートの貼り方【水貼り】

【水貼りに適したケース】

●大きいサイズ、ベタ面が多い場合 ●正確な位置決めが必要な場合 ●気温が高い場合
★デメリット;時間がかかる

背景を残す場合など、シートとして残る面がかなり多い場合は、水貼りで施工された方が綺麗に仕上がります。
ただ水分が乾燥するまでノリが付着しないため乾燥させる時間が必要となります。
※面積の小さいものは水が乾くまでに剥がれる可能性があるので適しません。

1.貼付道具を揃えます
1.貼付道具を揃えます。
スキージ・マスキングテープ・霧吹き(洗剤水:水1L に対し、中性洗剤を約10 滴入れます。) ・タオル施工面の油脂や埃は、事前にきれいに拭き取っておいてください。ゴミが残っていると剥がれの原因などに繋がりますのでご注意下さい。
2.アプリケーションシートとカッティングステッカーを圧着します
2.アプリケーションシートとカッティングステッカーを圧着します
まずはカッティングステッカーとアプリケーションシートを、しっかりこすって圧着します。ウラ面(方眼紙状になっている面)からもこすって圧着します。しっかり圧着していないと、台紙(剥離紙)側にカッティングステッカーが残ってしまいます。
3.貼る位置を決めて、下辺をテープで仮止めします
3.貼る位置を決めて、下辺をテープで仮止めします
カッティングシートを貼る位置を決定し、下辺をマスキングテープで固定します。壁面などに貼る場合、下辺だけだと垂れ下がってしまいますので、上辺にも仮止めでテープを貼ってください。
4.下辺のテープを軸に裏返します
4.下辺のテープを軸に裏返します
下辺の固定用テープが剥がれないよう注意しながら、カッティングステッカーを裏返します。上辺にもテープを貼った場合は、この時点で上辺のみテープを剥がします。
5.シートを裏返して、台紙を剥がします
5.シートを裏返して、台紙を剥がします
シートを台紙から剥がしアプリケーションシートに貼り付けます。勢い良く剥がすと切れたりすることがあ りますので、必ずゆっくりと剥がしてください。上手く転写シートに貼りつかない場合、アプリケーションシートに台紙を押さえつけながら剥がすと、アプリ ケーションシート側に貼り付き易くなります。
6.洗剤水を霧吹きで吹き掛けます
6.洗剤水を霧吹きで吹き掛けます
粘着面と施工面の両方に洗剤水をたっぷり目に吹き掛けます。施工面の範囲より大きめに吹き付けてください。
7.スキージを使用して貼り付けます
7.スキージを使用して貼り付けます
シートがヨレないように気をつけながら、スキージでゆっくり圧着しながら貼ってください。力を入れ過ぎ ると、破れたりすることがありますのでご注意ください。※細長い長い物や大きいデザインの場合は端から徐々に貼るなどしてください。
8.アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
8.アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
中央から外へ向かうように洗剤水と空気がを押し出しながら丁寧に圧着してください。この時一気に力を入れて擦るとシワがいったりしますので、力を抜いて軽 く滑らせて全体的にシワ無く圧着できたら、仕上げにもう一度しっかり圧着してください。
9.アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
9. アプリケーションシートを剥がす前に圧着します
しっかりと圧着できたら、アプリケーションシートとマスキングテープを剥がします。勢い良く剥がすと、上手く貼れていない部分が切れたりする恐れがありますで、必ずしっかり貼れているかどうか確認しながらゆっくり剥がしてください。剥がし終えたら、余分な水を拭き取ります。ゴシゴシとこすらずカッティングシートと対象物に付着した水を、タオルなどで叩くようにして拭き取ってください。 もしアプリケーションシートが剥がしづらい場合や、シートがズレそうな時は水が乾燥するまで待ちます。貼ってから接着までに通常30 分から半日程度(貼る季節や場所による)が標準的な待ち時間です。乾燥するにつれて粘着力が段々元通りに回復します。
10.完成
10. 完成
これで完成です。