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集客につながる展示会ブース設営のポイントは?設営の流れも解説!
更新日:2025年7月29日 13:20
集客につながる展示会ブース設営のポイントは?設営の流れも解説!
展示会は、企業が新たな見込み顧客を獲得するために行う重要なイベントです。展示会にブースを出展するなら、来場者の目を引き、多くの人に自社の製品やサービスを知ってもらいたいと考えている方は多いでしょう。自社が出展したブースの集客率をアップさせるには、ターゲット層の嗜好に合ったデザインを採用したり、音響や映像を活用して魅力的な空間を演出したりする工夫が必要です。
本記事では、集客につながる展示会ブース設営のポイントを解説した上で、展示会ブース設営の基本的な流れを解説します。
集客につながる展示会ブース設営のポイント
展示会ブースで多くの集客を得るためには、目を引いたり立ち止まらせたりするためのポイントを押さえることが大切です。設営時に少し工夫を加えるだけで、集客率が大きくアップした事例は多々あります。
ここでは集客効果を高める以下の4つのポイントについて、詳しく解説します。
- ターゲット層に合わせたデザイン
- ぱっと見て伝わるシンプルなキャッチコピー
- 展示のテーマに調和する色選
- 音響や映像、照明の活用
ターゲット層に合わせたデザイン
製品やサービスのターゲット層を意識した装飾を凝らすと、親和性の高い見込み顧客の目を引くことができます。多くの人の注目を集めることも大切ですが、興味がなければすぐに立ち去ってしまうでしょう。そのため商談率や受注率につながるようターゲット層に合わせたデザインにすることが大切です。
例えば女性向けのラブリーなアパレルブランドの場合、ブースもピンクや花などで彩ることで、このブランドのターゲット層がブースに立ち寄りたいと思える空間になります。
またブースをコーポレートカラーでまとめるのもおすすめです。自社のコンセプトと製品が一致していれば、コーポレートカラーと製品のイメージカラーは自然と調和します。
ぱっと見て伝わるシンプルなキャッチコピー
来場者はいくら魅力的なブースであっても、どのような商材を扱っているのかが分からなければ、足を運んでみようという気になりにくいです。来場者が遠くから見ても何のブースなのか分かるように、キャッチコピーをのぼり旗やXバナースタンドなどに明記しておくことをおすすめします。
またターゲット層の悩みや、それを解決できる製品であることが一目で分かるキャッチコピーの掲示も、集客効果を期待できます。展示会では数多くのブースが並んでいますが、来場者にその中でも自社ブースに価値を感じてもらえる魅力的なキャッチコピーが重要です。
展示のテーマに調和する色選び
ブースは展示の内容や製品のコンセプトに調和するカラーで統一すると、全体がまとまります。また来場者に製品のコンセプトが伝わりやすくなります。
例えばオーガニック化粧品のブースではグリーンやベージュ、くすみカラーを基調としたおしゃれで落ち着いたデザインが、ターゲット層の嗜好に合致するでしょう。また高級時計を扱うブースの場合、シックな色合いでまとめた落ち着きがありながらも、高級感がある空間が好まれる傾向にあります。
音響や映像、照明の活用
展示会は多くのブースが並び、かつ来場者で賑わっているため、シンプルなブースだと埋もれてしまいがちです。
自社ブースの存在を音響や映像、照明を活用して大々的にアピールすることで、来場者の目に留まりやすくなるでしょう。また映像や照明を用いてダイナミックな演出を行うことで、来場者の印象に残り、その製品が必要になった際に思い出してもらうきっかけになることもあります。
ただし音響や映像のボリュームが大きすぎると、周囲の迷惑になるだけでなく、足が遠のいてしまう来場者が出るため注意が必要です。
展示会ブース設営の基本的な流れ
展示会ブースの設営に定まった手順はありません。初めて展示会にブースを出す場合は、スムーズに設営するためにも下記の流れに沿って行いましょう。
- 出展の目的を整理する
- 予算やデザインを打ち合わせる
- 当日の搬入・設営を行う
それぞれ詳しく解説します。
1.出展の目的を整理する
展示会にブースを出展する目的や獲得したい顧客を明確にして、整理しましょう。
「サンプルをなるべく多くの人に配りたい」「その場で商談まで進めたい」など、ブースを出典する目的や達成したい目標によって、予算や規模、レイアウト、デザインなどが変わります。
2.予算やデザインを打ち合わせる
出展のコンセプトや目的が決まったら、ブース設営に必要なものを洗い出します。ブースのデザインから外注する場合は、設営会社の選定を行いましょう。予算との兼ね合いによってデザインや規模感が変わります。
3.当日の搬入・設営を行う
展示会当日は、製品や装飾品、テーブル、椅子などの搬入を行います。当初想定したイメージが再現できるように、役割分担を決めておくとよいでしょう。また、持ち込む備品は抜け漏れがないようチェックリストを作成しておくと撤収時にも役立ちます。
設営が完了したら、来場者対応のリハーサルを行います。資料の渡し方やブース案内、立つ位置などを入念にすり合わせてスムーズな運営を目指しましょう。
まとめ
展示会の設営では展示スペースをただ単に設置するだけではなく、ターゲット層の興味を引くデザインにしたり、一目で分かりやすいキャッチコピーを考えたりする必要があります。
また展示会では多くのブースが出展されているため、自社ブースの注目度を高めるための装飾なども必要です。ブースの装飾は設営会社に依頼するなどして効率的に進めましょう。
展示会ブースのデザインに悩みを抱えている方は、サインパートナーがおすすめです。テーブルクロスや椅子カバーの制作はもちろん、タペストリーなどを加えた装飾セットも販売しています。予算を踏まえた相談も可能なので、初めて展示会に出展する企業にも適しています。集客アップしたい、会場で存在感を出したいといったご要望に沿ったブース装飾を提案しますので、お気軽にご相談ください。
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