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適切な看板のサイズとは?種類や選ぶポイントを解説
看板を制作する際、どのようにサイズを決めればよいのか迷う方もいるでしょう。適切なサイズを見極めた上で制作しなければ、看板が持つ役割をうまく果たせないでしょう。
本記事では、適切な看板のサイズの決め方を紹介します。看板の役割やサイズの種類も紹介しているので、併せて参考にしてください。
看板の役割とは?
看板には店の位置を示して、お客さんの関心を引く役割があります。例えば店頭に看板を掲げると、通行人に店の存在をアピールできます。イベント会場に看板を設置すれば来場者に必要な情報を届けつつ、イベントへの関心を高められるでしょう。
他にも看板には商品やサービスの魅力を伝え、購買意欲を高める役割もあります。商品を購入するメリットや提供しているサービスの必要性などを伝えられると、通行人が関心を示しやすくなるでしょう。つまり、看板は商品やサービスの魅力や情報を発信しながら、集客する役割を持っています。
看板のサイズにはどのような種類があるの?
看板のサイズは多岐にわたるものの、大きく分けると以下の3つに分類できます。
- 小型サイズの看板(高さ1,000mm未満)
- 大型サイズの看板(高さ1,300〜1,800mm)
- 特大サイズの看板(高さ1,800mm以上)
それぞれの特徴を紹介します。
小型サイズの看板(高さ1,000mm未満)
高さ1,000mm未満の小型サイズの看板は、軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。背が低く女性や子どもの目にも止まりやすいことから、ファミリー層向けの店におすすめです。小型サイズのため、店舗前に設置しても通行の邪魔になりにくいでしょう。扱いやすい看板を探している方は、小型サイズを検討してください。
大型サイズの看板(高さ1,300〜1,800mm)
高さ1,300〜1,800mmの大型サイズの看板は、店の存在を広くアピールしたい場合におすすめです。通行人だけではなく車の運転手にも宣伝できるため、小型サイズよりも高い集客効果が期待できます。ただし大型サイズは、頻繁に持ち運びたい場合にはあまり向いていません。また店舗前に設置する場合は強風などで倒れないように、しっかりと固定して事故を防ぎましょう。
特大サイズの看板(高さ1,800mm以上)
高さ1,800mm以上の特大サイズの看板は、車の運転手をはじめ遠くにいる方に店の存在を知らせたいときにおすすめです。サイズが大きいため目立ちやすく、注目を集めやすいのが魅力です。小型サイズの看板よりも多くの情報を記載できるため、お客さまに伝えたいことが豊富にある場合は活用を検討しましょう。
ただし特大サイズの看板は設置場所を考慮しなければいけません。狭い場所に設置すると通行人の邪魔になるため、クレームの要因になったり事故が起こりやすくなったりします。そのため、設置できる場所があるのかを検討した上で導入を決めるようにしましょう。
デザインは看板のサイズに合わせて検討する
看板のデザインはサイズに合わせて検討しましょう。例えば小型サイズの看板を制作する場合、大柄なデザインを施すと情報が伝わりにくい看板に仕上がります。同様に特大サイズに小柄のデザインを施しても、遠くにいる方にその良さを伝えるのは困難です。そのため、看板のデザインを決める際は先にサイズを決め、その上で「どれほど離れた距離から看板を見てもらうのか」を考えるようにしましょう。そして、その距離から見やすいデザインを施せば、効率良く宣伝できる看板を制作できます。
適切な看板のサイズの決め方は?
看板のサイズを決める際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 目的に沿うものにする
- 設置するスペースを確保する
- 事前に向きをイメージする
- 周囲の店舗看板の大きさをチェックする
- 移動の際の利便性を考える
それぞれについて解説します。
目的に沿うものにする
看板のサイズを決める際は、設置目的を満たせるものにしましょう。例えば店名をアピールしたい場合、特大サイズの看板を選ぶと余白が広過ぎて寂しい印象を与えやすいです。反対に店名が程よく収まるサイズであれば、適度な余白が生まれてすっきりとした印象を与えやすくなります。看板の設置目的や伝えたい情報を明確にした上で、程よい余白があるサイズを選んでください。
設置するスペースを確認する
看板のサイズを選ぶときは、設置スペースを確認しましょう。例えば店の前に看板を設置したい場合、大き過ぎると通行の邪魔になります。反対に屋外広告の場合は十分な大きさを確保しないと目立ちにくくなり、高い集客効果は期待できません。そのため看板を設置したいスペースを確認して、適切なサイズを選ぶことが大切です。
事前に向きをイメージする
看板のサイズを決める際は、事前に向きをチェックしましょう。設置場所によっては、向きを変えることでスペースからはみ出してしまう可能性があります。例えば店舗前に看板を設置する場合、斜めに設置すると奥行きが足らずに通行の邪魔になる恐れがあります。従って看板を設置する向きをイメージしておき、それに合ったサイズを選ぶことがポイントです。
周囲の店舗看板の大きさをチェックする
看板のサイズを決めるときは、周囲にある店舗の看板の大きさをチェックすることも大切です。前述のポイントを押さえていても、実際に看板を見ていないと適切なサイズが分からないと感じる方もいるでしょう。そのような場合は周辺にある店舗の看板のサイズを参考にしながら、自店に設置した場合を想像しましょう。また周辺の看板のサイズに合わせると、雰囲気を大きく壊す心配もなくなります。
移動の際の利便性を考える
看板を移動させる場合は、その利便性を考えた上でサイズを決めましょう。頻繁に看板を移動させたいときは、大き過ぎるサイズを選ぶと運ぶのに苦労します。運ぶのに手間取って転倒のリスクも高まるため、運びやすいサイズを選ぶのがおすすめです。
まとめ
看板を設置する際は、適切なサイズを見極めましょう。目的や設置スペースに合ったものを選ぶと、より高い宣伝効果が見込めます。今回紹介したサイズの決め方を参考に、自社に合ったサイズの看板を制作しましょう。
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