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不動産の看板は何種類ある?素材の特徴と選び方、設置する際の注意点を解説
更新日:2025年4月25日 16:02
不動産の看板は何種類ある?素材の特徴と選び方、設置する際の注意点を解説
賃貸物件の空き情報や売り出し中の物件情報をお客様に知ってもらうには看板が効果的です。看板は実際の物件や店頭に設置します。
不動産の看板はいくつかの種類があるため、設置場所や素材、形状などによって使い分けなければなりません。
本記事では、不動産の看板の種類を確認した上で、不動産看板の素材の特徴と選び方、不動産看板を設置する際の注意点などを解説します。
不動産の看板は主に8種類
不動産の看板にはいくつか種類があり、それぞれ異なる特徴があります。設置場所や目的などによって使い分けが必要です。
不動産の看板としては、主に以下の8種類が挙げられます。
- スタンド看板
- プレート看板
- 横断幕・のぼり旗
- 現場シート
- 紅白幕
- 宅地建物取引業者票
- カタログスタンド
- 駐車場看板
それぞれ確認していきましょう。
1.スタンド看板
スタンド看板は売買仲介でよく使われている看板です。オープンハウスの入口などに掲示し、来場者にオープンハウスの会場であることを伝える役割を担っています。
スタンド看板は車に乗せてイベント会場にも運びやすいです。また折りたためるタイプであればコンパクトに収納できます。
2.プレート看板
プレート看板とは、アルミ複合板製の看板です。モデルルーム、賃貸物件などの外壁に主に設置されています。このタイプの看板には入居者募集中のメッセージ、不動産を管理している会社名、お問い合わせ先などが記載されています。
プレート看板は遠くからでも分かりやすいデザインのものが多いです。また素材は、アルミ複合板製のため丈夫でありながら軽量のため、持ち運び時の負担を抑えられます。
3.横断幕・のぼり旗
横断幕・のぼり旗は布製の看板です。テトロンポンジというポリエステル生地が使用されているため水濡れに強く、風になびき遠くからでも目立ちます。
のぼり旗は販売中の不動産物件の敷地内に設置されることが多いです。内見を希望するお客様に物件の位置を知らせます。また横断幕は物件に設置し、入居者・テナント募集をアピールしたり、物件位置を知らせたりするのに使われることが多いです。
4.現場シート
現場シートとは建築途中の物件の周囲に設置する看板で、物件の案内や建設会社の名前などが仮囲いの上に印刷されています。
現場シートは工事現場全体を囲い、背が高く幅も広いため多くの情報を掲示できます。価格、問い合わせ先、建築中の物件の訴求ポイント、完成イメージが掲載されることが多いです。
5.紅白幕
紅白幕はめでたい日やお祝いの場で一般的に使われます。紅白幕を設置すると場が華やかになります。
紅白幕は不動産業界では分譲マンション竣工時、完成見学会、住宅展示場のオープンイベントなどで使用されることが多いです。
6.宅地建物取引業者票
宅地建物取引業法で定められている宅地建物取引業者票を屋外に面して設置し、店頭用看板にすることもできます。
宅地建物取引業者票を掲示することでお客様に信頼と安心を与えられます。
7.カタログスタンド
カタログスタンドとはパンフレット、チラシなどの印刷物を整理し、見やすく展示するためのスタンドです。
カタログスタンドにはお客様が印刷物を手に取りやすくする役割だけでなく、展示物を目立たせる看板同様の効果があります。
カタログスタンドは縦型のデザインが一般的であるため、限られたスペースでも多くの資料の展示が可能です。
8.駐車場看板
駐車場看板を設置することで車の運転手、歩行者に情報を伝えられます。
また駐車場看板は、駐車場の利用者を募集していることを伝えるために使われることも多いです。
不動産看板の素材の特徴と選び方
不動産看板を選ぶ際は設置場所や目的に合わせて素材を選ぶ必要があります。不動産看板の素材の特徴と選び方について、以下の表にまとめましたので確認してみてください。
素材 | 特徴 |
---|---|
合成紙 |
|
ターポリン |
|
プラスチック板 |
|
アクリル板 |
|
アルミ複合板 |
|
ステンレス板 |
|
不動産看板を設置する際の注意点
不動産業界において看板がなければ事業が成り立たないといっても過言ではないでしょう。しかし不動産看板を設置する際には注意点があることを忘れてはなりません。
不動産看板を設置する際の注意点として、以下の3つが挙げられます。
- 場所によっては屋外の設置が禁止されていることがある
- 道路にはみ出る場合は使用許可を取らなくてはならない
- 高さ4m以上の看板は申請しなくてはならない
それぞれ確認していきましょう。
場所によっては屋外の設置が禁止されていることがある
看板の設置が禁止されている場所があります。看板の設置が禁止されている場所に無許可で設置した場合、法律や地域の条例に違反する恐れがあるので注意してください。
道路にはみ出る場合は使用許可を取らなくてはならない
看板が道路にはみ出た場合、道路法や道路交通法に抵触する恐れがあります。看板が道路からはみ出る場合は都道府県、もしくは市区町村に許可を取らなければなりません。
高さ4m以上の看板は申請しなくてはならない
本体の高さが4mを超える看板を設置する場合は建築基準法に基づく工作物確認申請が必要です。公衆への危害防止、街の良好な景観を維持することが目的です。
なお、工作物確認申請が不要なケースにおいても、看板が落下したり、風などによって飛散したりすると工作物責任や不法行為責任が問われます。
まとめ
不動産業界では自社の売上を伸ばすには看板は必須といえます。看板を設置する際は設置場所や求める耐久性などを考慮し、デザインや素材を検討しなければなりません。
サインパートナーでは、さまざまなバリエーションの看板を制作しています。サイズや素材、デザイン、形などをお好みに合わせて選べます。シンプルなデザインの看板はもちろん、人目を引く看板や大型看板の制作も可能です。
看板の制作をお考えの際は、お気軽にご相談ください。
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