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A型看板とは?
A型看板の特徴や種類を徹底解説
レストランやカフェの入り口などに、おすすめメニューやイラストなどが書かれている看板や黒板を見たことはないでしょうか。あれは、「A型看板」というスタンド看板の一種です。通行人の目を引きやすく、効果的な集客アイテムとして多くの店で使われています。
今回は、街中で必ずと言ってよいほど見かけるA型看板について、種類や特徴などを詳しく説明していきます。
A型看板の特徴とは
横から見た形がAの字
A型看板の名前の由来は、看板を横から見たときにアルファベットの「A」の字にそっくりだからです。英語圏でもこの看板を「A枠看板(A-frame sign)」や「A枠看板ホルダー(A-frame sign holder)」といった言い方をします。
A型看板と言われてそれが何かパッと思い浮かばない人も、一目実物を見たら、きっとそれがA型看板であることがわかるのではないでしょうか。
一般的には両面看板だが片面のものも
A型看板のよいところは、表と裏の両面に情報を載せられる点です。そのため、置き方次第で両側からから歩いてくる人に訴求できます。 また、別の使い方として、店内と店外にいるお客さんの両方にメニューをPRすることも可能です。
A型看板は情報のカバー範囲が広いのが特徴です。そのため、A型看板は世界中で店頭看板や告知用として使用されています。
ただし、片面だけのタイプもあるので、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。一方向にだけ情報を見せればよいという場合、安価でより軽い片面のものが適しています。
A型看板の種類を解説!
貼りこみタイプ
パソコンなどで自作したデータをプリントアウトし、糊付きのシートで背面板に貼ったものが貼りこみタイプです。
一般的に耐水性や耐候性のある溶剤インクを使用するため、ラミネート加工などをする手間が省けます。
また、規定のサイズにとらわれず自由な大きさで印刷しても大丈夫なのが特徴です。ただし、一度貼ると剥がしづらく、何度も情報を書き換える用途には向かないので注意が必要です。
差し込みタイプ
主にA1やB1といったポスターサイズで印刷したものをセットするのが差し込みタイプです。 使用するA型看板次第では、A1などよりも大きなサイズが可能です。メリットは差し替えが簡単なことですが、別途ラミネート加工などを行わないと水が侵食するデメリットがあります。
水の問題は屋外用の差し込みタイプであっても同じなので、看板のクオリティを保つためには、きちんとラミネート加工をするなどの手間が必要となります。
黒板やマーカーボードタイプ
カフェや居酒屋などでよく見られるのが、印刷物を使わず手書きで情報を乗せるこちらのタイプです。書き換えが簡単なことや、工夫次第で個性的かつおしゃれな看板に仕上げられるのが特徴です。
データを作成する必要がなく手軽に使えるのが魅力ですが、耐候性に優れているわけではないため、雨が降ったら屋内にしまう必要があります。 また、書き換えしやすいということは、別の言い方をすれば、誰かが触れれば簡単に消えてしまうというデメリットでもあります。
A型看板の使用場所は?
A型看板がよく使われる場所といえば、飲食店でしょう。出し入れがしやすく、たためばコンパクトになるので、駅やショッピングモールなどに入っている小規模のお店でも活躍しやすいです。 カジュアルに入ることができる飲食店なら、ほとんどタイプを問わず利用できるでしょう。
さらに、エステやネイルサロン、携帯ショップ、不動産屋、ギャラリーなどでもA型看板の使用がしばしば見られます。 また、イベントやフェアなどでも告知用として使われることがあります。業界やシーンを問わず様々な場所で活用できるのが、A型看板の魅力といえるでしょう。
使用時の注意点について
A型看板以外にも、スタンド看板全体にいえる注意点として、悪天候には弱い点が挙げられます。貼りこみタイプやラミネート加工などを施した差し込みタイプは雨に強いものの、黒板やマーカーボードタイプは雨が降ったらすぐに屋内に入れる必要があります。
また、スタンド看板は全般的に強い風に弱く、風の強度や吹く方向によっては飛ばされてしまう危険があります。 看板が風に飛ばされて、人や車などにぶつかってケガや傷を負わせないよう、天候の変化にはくれぐれも気をつけなければなりません。
風で簡単に飛ばないようにするためには、重しを乗せるなどの対策が必要です。また、強い風が吹くようなら、すぐに屋内へしまいましょう。
A型看板を適切に使って効果的な集客を
人目につきやすく個性を演出しやすいA型看板は、道行く人の足を止め、店に誘導することができる優れた集客アイテムです。 サイズやタイプもさまざまなので、店の雰囲気に合う看板を選ぶことができます。また、持ち運びや収納にも優れているため、扱いやすさは抜群です。
強風時の対応などをきちんとすれば、安全かつ手軽に活用できます。A型看板を有効に使い、集客に役立てていきましょう。
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