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ネイルサロンの集客アップには看板が有効!書き方のコツも解説します
顧客を新規獲得するためには、ネイルサロン周辺を生活拠点にしている層をターゲットにすると効果的です。そのために重要なツールとして、看板があります。
この記事では、なぜ看板が集客に重要なツールなのか、看板の持つ効果を解説します。
また、集客に導く看板にするための5つのポイントや、看板を他の集客ツールと連携させる方法についても紹介します。ぜひ、サロン経営に役立ててください。
ネイルサロンの集客に看板が有効な理由
ネイルサロンをオープンするなら、サロンの前を通行する人を取り込まない手はありません。
通行する人はその周辺に住んでいるか、通勤・通学している可能性が高いため、一度来店して気に入ってもらえば、その人の生活に無理なくサロンを組み込めます。
いわば通行する人はもっとも来店を期待できる層であり、その層へのアピールには店頭の看板が有効というわけです。
存在をアピールできる
集客のためにまず大切なのは、そこにネイルサロンがあると通行する人に伝えることです。 とくに、個人サロンは路面店ではなく、マンションの一室などで経営しているケースも多いため、積極的に周知しなければ存在を知ってもらえません。
チラシ配布でアピールすることも可能ですが、在庫がなくなるごとに印刷費がかかります。 その点、看板は一度制作すれば、当面の間通行する人にアピールし続けられるという部分で、コストパフォーマンスの高い集客法といえます。
入店へのハードルを下げる効果
看板には「どのようなサロンか」という情報を載せることが重要です。 ネイルサロンの存在周知は重要ですが、それのみで集客につなげることは難しいかもしれません。ネイルをしている多くの人はすでに行きつけのサロンがあります。 また、初めてネイルをしたい人は、存在だけで実態のわからないサロンではハードルを感じるでしょう。
しかし、どのようなサロンかきちんとわかればその限りではありません。 初めての店に行くときは、多かれ少なかれ緊張するという人も多くいますが、どのような店か事前に分かればその緊張度合いはぐっと低くなります。
さらに、行きつけがあっても、新しいネイルサロンに独自の魅力があったり、より顧客の求めるニーズに合ったりしていれば乗り換えは充分考えられます。
効果的なネイルサロンの看板の書き方
基本的にはサロンが知らせたい情報より、顧客が知りたいであろう情報を載せることが重要です。
経営側の意気込みや導入した最新素材・機材の情報のみで看板を埋めるのは望ましくありません。初めての店は来店客も緊張するものです。その緊張をある程度ほぐすためにも、看板には来店客が知りたがるような情報を載せるのが重要なのです。
おすすめメニューと値段
ネイルのおすすめメニューや得意なメニューを載せると、顧客のよい検討材料になります。また、値段も記載しておくとより安心感を与えられます。ネイルサロンに通いなれた人なら、いくつかの値段を見れば全体の値段もある程度把握でき、来店しやすくなるでしょう。
初めての店に入ってみたら意外と値段が高く、不満が残るというケースも避けられます。他のサロンからの乗り換えを狙うなら、ジェルなどをオフする値段も載せておくと効果的です。オフの値段は一律なのか、他のサロンのオフは割増かなども、顧客にとっては検討材料になるからです。
サロンの雰囲気
サロンのコンセプトや雰囲気も、看板に載せておくとよいでしょう。人によっては、ネイルサロンは少しの贅沢を楽しむ空間です。そういった顧客はアットホームな雰囲気より、ラグジュアリーな雰囲気を好むでしょう。逆に、ネイルをすることが日常の一部という顧客は、ラグジュアリーな雰囲気よりも気軽さや予約の入れやすさを重視するかもしれません。
また、オーナーのこだわりや思いが載せてあると、価値観に共感する顧客を集客しやすくなるでしょう。価値観が顧客の好みにあえば、来店だけでなくリピートも期待でき、固定顧客の獲得につながります。
写真を貼るのもおすすめ
写真を貼るスペースがあれば、ぜひサロンのセンスが伝わる写真を貼るとよいでしょう。
看板は通行人に対してアピールするツールですが、通りすがりの状況で文字をしっかり読む人はあまりいません。
しかし、写真を貼ることでその看板がネイルサロンのものとすぐにわかるうえ、サロンのセンスも一目で把握できます。
また、サロンの雰囲気や値段は気に入っても、ネイルデザインなどのセンスが合わなければ通う候補から外す人も多くいます。 そのため、ネイルデザインの写真提示は重要です。スペースがあれば内装や施術カウンターの写真も載せておくと、前述したようなサロンのコンセプトや雰囲気を把握できます。
看板に写真を載せることは、目を留める役割と概要を伝える役割の両方を果たすのです。
基本情報はきちんと書く
顧客にとって大切な基本情報をしっかり載せることも重要です。 ネイルサロンという性質から、看板をおしゃれにしたいという希望はもちろんあるでしょう。しかし、おしゃれでも何の店かわからなければ集客にはつながりません。 ロゴマークと店名のみなどのスタイリッシュな看板は、会員制など存在の周知が必要ないサロン向けです。
看板には店名はもちろん、営業日・営業時間、電話番号などの基本情報は必ず載せましょう。美容院やエステなどの「サロン」ではなく、ネイルサロンであることを強調すると、見る人の混同を防げます。 また、営業日・営業時間がはっきりわかれば、実際にサロンに通うシチュエーションがイメージでき、来店候補に入りやすくなります。
あまりよくばり過ぎないのもポイント
看板の大きさにもよりますが、アピールしたいことすべてを看板に詰め込むと、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。 一つひとつの情報も小さくなるため、遠くから見て目を引くポイントがなくなり、通行人へのアピールという最大の目的も果たせなくなるのです。 看板は、アピールポイントを絞ったシンプルなものにします。
アピールしたいことがたくさんあるなら、定期的に看板の内容を差し替えるのもよいでしょう。 黒板式の手書き看板なら、自分で書き込むため内容の差し替えは簡単です。 ポスター差し込み式の看板なら、ポスターを複数用意しておくという方法もあります。同じサロンだということがわかるよう、雰囲気は統一しておきましょう。
他ツールとあわせて効果アップ
看板は集客の重要なポイントですが、看板を見てそのままサロンに入ってくる人はあまりいません。 看板を見たあと、ホームページやチラシなどを見て来店を検討するのが一般的です。 そのため、看板とほかのツールを組み合わせることで集客効率はアップします。
看板にチラシを設置すれば、看板では載せきれなかった情報を伝えることができ、通行する人が自宅で来店を検討するツールにもなります。
チラシにクーポンなどを載せておくと、さらに来店への効果的な後押しとなるでしょう。 また、サロンのブログがあれば、看板に「○○で検索」などと記載することでブログへの来訪を促せますし、看板にQRコードを載せれば、ホームページへの来訪が期待できます。
サロンの魅力を発信して集客アップをめざそう
サロンの看板は、存在をアピールするとともに入店へのハードルを下げ、サロンの特徴を発信し、来店につなげるポイントとなるツールです。 効果的な看板を作るコツは、顧客側が知りたい情報を載せることにあるでしょう。そのため、顧客のニーズを理解していることが重要となります。
また、看板はあくまで簡潔な情報発信のツールです。 ぜひ、サロン独自の魅力をシンプルに発信できるよう、サロンの強みを洗い出し、顧客のニーズとつなげていきましょう。
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