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目立つ看板の色の組み合わせ20選まとめ!夜に目立つ色は何?
集客を目指して看板を作るときは、街中の他の看板に埋もれないよう、目立つデザインにしたいと考える人が多いでしょう。企業イメージを損なわずにサービスの魅力をアピールするためには、看板に使用する色の組み合わせが特に重要です。
この記事では昼でも夜でもしっかり人の目に入る看板を作るために、昼と夜のそれぞれで目立つ色の組み合わせを紹介します。色そのものが持つイメージを考慮しつつ、目立ちやすい色の組み合わせを選びましょう。
目立つ看板の色の組み合わせ20選
看板を目立たせるには、色の組み合わせを工夫する必要があります。ただし昼と夜では、目立つ色が異なるため、看板の色を決めるときは注意が必要です。ここでは20種類の目立つ看板の色の組み合わせを紹介します。
昼に目立つ色の組み合わせ(背景色×文字色)は、以下のとおりです。
- 赤×白
- 赤×黄
- 赤×青緑
- 青×白
- オレンジ×青
- 青×オレンジ
- 緑×赤紫
- 黒×赤
- 黒×黄
- 黒×白
周囲が明るい昼に目立ちやすい色は、赤、オレンジ、青などです。黒も目立つ色なので、業種によっては看板に使用してもよいでしょう。さらに背景色にはっきりした色をあわせると、看板全体に注目が集まりやすくなります。
背景色に対する補色を文字色とすれば、さらに多くの人の目を集めることが可能です。文字をより目立たせるには、白や黒で文字を縁取りする方法もあります。
夜に目立つ色の組み合わせ
夜に目立つ色の組み合わせ(背景色×文字色)は、以下のとおりです。
- 赤×白
- 赤×黄
- 赤×青緑
- オレンジ×白
- 黄×青紫
- 黄×黒
- 水色×朱色
- 水色×黒
- 黄緑×紫
- 黄緑×ピンク
昼と同様、赤やオレンジは夜でもよく目に入ります。昼に目立ちにくい黄色や黄緑も、夜になると注目を集めやすくなります。文字色は昼間と同じく背景色の補色にするのがおすすめです。
また背景色と組み合わせたときの印象を考慮し、文字色を白や黒にする場合もあります。
「目立つこと」と「読みやすいこと」のバランス
文字を目立たせるには、文字色を背景色の補色にすると効果的です。ただし「目立つ」と「読みやすい」は異なるので、バランスも考えなければなりません。
たとえば背景色が赤の場合、補色を使うと文字色は青緑になります。しかし背景色が赤なら文字色は黄色や白のほうがが実際は読みやすのです。赤の背景色に青緑の文字色を使用するなら、白で縁取りをするなどの工夫を取り入れましょう。
「目立つ」と「読みやすい」のどちらを重視するかによって、選ぶべき色は変わります。集客のための看板を作る際は、目的を考慮して色を決めてください。
色の持つイメージ
人はそれぞれの色に対して、異なるイメージを持っています。看板に使用する色によって人が受け取る印象は大きく変化するため、伝えたい内容にあう色を選びましょう。ここではそれぞれの色が持つイメージについて説明します。
赤色のイメージ
赤は特に目立ちやすい色で、エネルギッシュで元気なイメージ、あたたかくポジティブな印象を与えます。
生命を表す色でもあるので、食欲を促す効果も期待できます。そのためファストフード店をはじめとする飲食店の看板やメニュー表に使用されるケースもよくみられます。赤は黄色や黒と組み合わせると、さらに目立たせることが可能です。視界の隅に入っただけで思わず注目してしまうような強い力があります。
オレンジ色のイメージ
元気で活動的な印象がありますが、赤に比べるとやや落ち着いたイメージです。オレンジにはヒーリング効果があるといわれており、あたたかさや親しみやすさを表現できます。看板に使用すればスタッフの親切な接客を印象づけやすくなるでしょう。
たとえば某牛丼チェーンも、オレンジの背景色に白の縁取りをした黒文字の看板を採用しています。この看板は全国的に知られており、看板が店そのもののイメージとなっている有名な例です。
赤色のイメージ
赤は特に目立ちやすい色で、エネルギッシュで元気なイメージ、あたたかくポジティブな印象を与えます。
生命を表す色でもあるので、食欲を促す効果も期待できます。そのためファストフード店をはじめとする飲食店の看板やメニュー表に使用されるケースもよくみられます。赤は黄色や黒と組み合わせると、さらに目立たせることが可能です。視界の隅に入っただけで思わず注目してしまうような強い力があります。
黄色のイメージ
黄色は光や植物の実の色なので、明るさやあたたかさをイメージさせます。金運や疲労回復の象徴として使用される場合も多いです。
また黄色は警戒を促す色としても使用されており、特に夜は目立ちます。道路標識にも使われているため、警戒を促すイメージが広く浸透しています。
昼はそれほど目立ちませんが、警戒を促す色としてのイメージを活かせば昼でも目を引くことが可能です。黄色は補色の青紫と組み合わせても目立ちやすく、「黄×白」や「黄×黒」の組み合わせも看板に適しています。
ピンク色のイメージ
ピンクは「女性らしいさ」や「かわいらしさ」をイメージさせます。刺激が少ない色なので、それほど目立つわけではありません。しかしピンクには、他の色にはない優しさや幸福感を想起させる力があるため、使い方によっては高い効果をもたらします。たとえばピンクは、特に女性や子供に好まれるので、産婦人科や保育園の看板などでよく使われています。
ただし「ピンク×白」の組み合わせは視認性が低いため、看板に採用しても人々の印象には残りにくいです。背景色をピンクにするなら文字色をはっきり目立つ色にしたり、文字に縁取りを加えたりするなどの工夫を取り入れましょう。
青色のイメージ
誠実、知的、清潔といったイメージがあります。冷静さを示す色でもあるので、集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせたりする効果も期待できます。そのため青は信頼を大切にしたい企業をはじめとし、学習塾や歯科医院の看板に採用されるケースが多いです。
背景色を青にする場合、文字色を白にすると一層さわやかな印象になります。「青×白」や「水色×白」の組み合わせは多くの企業が取り入れます。無難な組み合わせではありますが、失敗しにくいのでおすすめです。
緑色のイメージ
木や山などの自然をイメージさせ、みる人に「癒やし」を与えます。興奮を抑えてリラックスを促す効果も期待できます。
特に「緑×白」の組み合わせはナチュラルで安全な印象があるため、安心感を与えることが可能です。たとえば薬局や健康食品を扱う店の看板に対して採用されるケースがよくみられます。 「緑×オレンジ」の組み合わせは新鮮な野菜や果物などを連想させるので、ガーデニング店や青果店の看板に取り入れられています。
黒色のイメージ
強くてかっこいいイメージとともに、おしゃれな印象を演出できます。夜は目立ちにくいですが、あえて黒の看板を掲げて営業している飲食店も存在します。なぜなら、看板に黒を使用すると高級感を出せるので、飲食店によってはイメージにあうからです。またシックな洋服店の看板にもよく採用されています。
ただし黒には威圧的な印象もあるため、業種によっては適さない場合もあります。たとえば優しさやあたたかさのイメージが重要な業種の看板には、黒は向いていません。向き不向きがはっきりしているので、業種やサービスのイメージにあわせて採用するかどうか決めてください。
看板の目的によって適した色は異なる
看板を作るときは目的をしっかり意識しましょう。なぜなら看板の目的によって、適した色は異なるからです。
看板の目的は「視認性」「誘目性」「可読性」の3つにわけられます。視認性とは「見つけやすさ」を表しており、歩いている人に気づかせることです。
誘目性とは「目に入りやすさ」を意味し、周囲を気にしていない人の目を引くのが狙いとなります。さらに可読性とは「文字の読みやすさ」のことで、書いてある文字を瞬時に読み取らせるのが目的となります。
目的を意識すれば看板に取り入れるべき色は自然と絞られるので、そのなかから最適な色を選びましょう。
目立つ看板を作るには「色」を理解しよう
看板を目立たせるには色の組み合わせが重要です。ただし目立っていても読みにくければ、集客にはつなげられません。看板の色を決める際は目立つかどうかだけでなく、読みやすさも考慮しましょう。
加えてそれぞれの色が持つイメージを理解し、業種にあわせて選ぶ必要があります。使用する色によってまったく違う印象になるので、色の特徴をよく考慮したうえで選んでください。自社のサービスにあう看板を作り、しっかり目立たせて集客につなげましょう。
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