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等身大パネルは自作できる?
書店やデパートなどでよく見かける等身大パネルですが、自作できるのか気になる方も多いのではないでしょうか。やや製作のハードルが高そうに見える等身大パネルですが、実は材料さえそろえれば自作できます。
本記事では等身大パネルの基本的な知識に加えて、自作の手順や必要な材料について解説していきます。自作するメリット・デメリットにも触れているので、ぜひチェックしたうえで挑戦してみてください。
等身大パネルとは?
等身大パネルとは、キャラクターや人物が等身大サイズで印刷されたパネルのことです。通常のパネルとは異なり等身大であるため、実際に目の前にキャラクターがいるかのように錯覚できます。イベント会場や店頭などでも度々見られ、その存在感に驚いた方も多いのではないでしょうか。
等身大パネルは一般的に段ボール・発泡スチロール・アルミ板などを用いて作られています。
等身大パネルを使う場面
等身大パネルは幅広い場面で活用されています。ここではよく見られる3つの場面について解説しましょう。
イベントのアイキャッチ
等身大パネルをお祭りやイベントなどのアイキャッチに活用するケースがよく見られます。イベントのアイキャッチに等身大パネルを活用すると目立ち、集客力が高まる効果が期待できます。
他のブースよりも目立つためにキャラクターや人物を単に印刷するだけでなく、文字を入れたり立体的に見せたりして工夫を凝らすこともあるようです。
結婚式のウェルカムボード
一般的に結婚式場の入り口や受付代などに飾るウェルカムボードですが、新郎新婦の等身大パネルをウェルカムボード代わりに設置する活用方法もあります。等身大パネルであれば小さなウェルカムボードよりも目立ちやすいだけでなく、パネルを囲んで記念撮影をすることも可能です。
等身大パネルを用いるのはまだまだ一般的ではないため、友人や家族にも驚かれるでしょう。サプライズ好きな新郎新婦におすすめです。
店舗の装飾
お買い物をしたときに映画館やデパートなどで、等身大パネルを見かけたことのある方も多いでしょう。商品やサービスPR・店舗の装飾などを目的として、店内またはお店の入り口付近に等身大パネルが設置されるケースが多いです。
等身大パネルは自作できるの?
等身大パネルは自作できます。しかし大きなパネルになる分、手間がかかり大変です。ここでは簡単に、自作する場合に必要な材料と手順について解説しましょう。
等身大パネルを自作するために必要な材料は、以下のとおりです。
- 段ボール
- 両面テープ・マスキングテープ
- カッター
- カッターマット
- パソコン
- プリンター
事前に等身大パネルに必要な画像を製作・用意しておきましょう。
- 画像を分割出力してプリンターで印刷
- 印刷した用紙の余白部分をカットする
- 段ボールに印刷した用紙を貼り付ける
- 不要な部分をカッターでカットして完成
画像を分割出力する方法は2種類あります。画像を選択し印刷をクリック、プリンターの設定ページで設定する方法が一つ。もうひとつはエクセルに画像を貼り付けてサイズを指定する方法です。どちらを選んでも仕上がりに影響はありません。
段ボールだと薄くて安っぽい仕上がりになってしまうため、もし自作でこだわりたいのであればパネルを使用するのがおすすめです。インターネットで手軽に購入可能ですが、その分コストはかかってしまいます。
等身大パネルを自作するメリット
等身大パネルを自作するメリットは、コストを最小限に抑えられる点に尽きます。パソコンとプリンターがあれば、材料費は数百円~数千円程度で済むでしょう。あまり費用を掛けたくない場合は、自作するのがおすすめです。
また等身大パネルを業者に頼もうと思うと、ややハードルが高いのが気になるところです。「興味半分で依頼するには費用が高すぎる」「ハードルが高い」と考えている方は自作の方が向いているかもしれません。自作であれば手軽に挑戦できるので、趣味の範囲で等身大パネルを製作したい人に適しています。
等身大パネルを自作するデメリット
等身大パネルを自作するデメリットは、仕上がりの粗さです。分割で印刷したものをつなぎ合わせるためつなぎ目が見えてしまったり、カットした断面がガタガタになってしまったりと微妙な仕上がりになる可能性があります。
自作のクオリティには限界があるため、どれほど奇麗に作ろうと思っても業者が作る等身大パネルのクオリティにはなかなか届かないでしょう。器用な方の場合はある程度満足のいくものがつくれるのかもしれませんが、不器用な方は初めから業者に頼むのがおすすめです。
また自作する場合は材料の耐久性に関しても難があり、段ボールはもろいためすぐに壊れてしまう可能性があります。長く使用するのであれば、コストパフォーマンスの観点から見ても業者による製作の方に軍配が上がります。
仕上がりにこだわるなら業者に頼む
等身大パネルは自作できますが、仕上がりにこだわるのであれば、業者に依頼しましょう。趣味の範囲の使用用途の場合は自作でもよいかもしれませんが、多くの人の目に触れる場所に設置するのであれば仕上がりが奇麗な方がおすすめです。
自作の場合は基本的に段ボールもしくはパネルでの製作ですが、業者に依頼すれば耐久性の高いスチレンボードやアルミ複合板で製作できます。さらに個人では手間がかかるラミネート加工にも対応可能です。
その他、当社では顔抜き加工や背景除去などのオプションもご用意しています。お客様の代わりにデザインを作成するオプションもあるので、デザイン面も含めてお任せしたい方にもおすすめです。
等身大パネルは自作できるが難しい
等身大パネルは材料さえ用意すれば自作できます。しかし仕上がりのクオリティはあまり期待できないため、等身大パネルを個人で完璧に作るのは難しいでしょう。クオリティの高い等身大パネルを製作する場合は、業者に頼むのが無難です。
業者に頼めば高クオリティの等身大パネルを製作してもらえます。イベントのアイキャッチや結婚式場のウェルカムボード、店舗の装飾等、幅広い用途に活用できるでしょう。
当社では6,710円(税込)~等身大パネルの製作を行っています。段ボールよりもはるかに耐久性の高いスチレンボードやアルミ複合板で製作するため、比較的長くお使いいただけます。オプションもご用意しているので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
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