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パーテーションとは?
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急速にニーズが高まっているのがパーテーションです。パーテーションには集中力の向上や感染が防止されるという安心感というメリットがあります。種類も多くあるので、ニーズに合った製品を選ぶことが重要です。
新型コロナウイルスの流行によってにわかに注目されるようになったのが「パーテーション」です。これまでもパーテーションは使われてきましたが、ウイルスの飛沫感染症防止を目的として、オフィスや店舗に設置する企業が増え、急速に需要が伸びてきました。
当記事では、パーテーションとは何か、使用するとどのようなメリットがあるのかについて解説します。
パーテーションとは
パーテーションとは「間仕切り」のことです。
通常は、大きな空間を小さな空間に仕切ったり、周りの視線を遮ったりするために用いられます。
たとえば、大きなホールでイベントが行われる場合、各ブースを仕切るのに用いられるのがパーテーションです。
近年では、人と人との間を空ける「ソーシャルディスタンス」を保つためにパーテーションが用いられることも多くなってきました。
パーテーションを置くメリット
パーテーションを置くと、さまざまなメリットがあることに気づくでしょう。
まず、オフィス内に大きめのパーテーションを設置すると、一定のプライベート空間が作られ社員の集中力がアップします。
周囲からの視線が気にならず、自分だけの空間ができるので、より集中して業務に臨めるのです。
加えて、パーテーションを設置して鍵をかけられるようにすれば、セキュリティを向上させることもできます。
さらに、新型コロナウイルスの流行が始まってからは、感染防止や従業員の安全といった観点からもパーテーションを評価する声が上がっています。
オフィスを仕切るパーテーションだけでなく、従業員同士や従業員と顧客の間のアクリルパーテーションを使用することで飛沫感染や接触感染を防ぐことができるからです。
設置する前は、顧客の声が聞こえなくなるのではないか、仕事に支障が出るのではないかと考えていた人も、実際に設置してみると、感染のリスクが下がる安心感というメリットがあることに気づきます。
パーテーションの選び方
パーテーションにはいろいろな種類があるため、オフィスや店舗に合わせてしっかりと選ぶことが重要です。
パーテーションを選ぶ際にはいくつかの要素を考慮しなければなりません。ここでは、とくに注意したい2つのポイントを紹介します。
1. 開口部の有無
店舗やオフィスによって大きくニーズが異なるのが開口部です。
アクリルパーテーションに開口部があれば、商品を手渡すのが容易になります。
開口部がないと、パーテーションの横から顧客に商品を手渡す形になり、飛沫感染のリスクが上がってしまうでしょう。
商品を渡す機会が多いにも関わらず開口部なしのアクリルパーテーションを設置してしまうと、パーテーションをどかしてしまうリスクもあります。
さらに、開口部のあるパーテーションを使えば、声が聞き取りやすくなるメリットもあります。
一方で、飲食店や休憩スペースなどでは開口部のないパーテーションを設置した方が安心感があるでしょう。
2. コの字型・L字型
アクリルパーテーションの形状にも注意を払う必要があります。
L字型のパーテーションは、長机を複数人で使うようなケースにぴったりです。
一方、最近人気が高まっているのは、コの字型のパーテーションで、正面と隣からの飛沫を防ぐことができます。
オフィスはもちろん、自習スペースなどでよく用いられる形状です。
パーテーション利用時の注意点
パーテーションは飛沫感染や摂食感染を防止するのに非常に有効ですが、利用に際して注意点もあります。
まず、アクリルパーテーションの場合、アルコールで拭くのはやめましょう。オフィスなどでは除菌用アルコールスプレーがよく用いられますが、アクリルパーテーションの掃除に使うのはやめるべきです。
アルコールスプレーを使うと、アクリルパーテーションの表面に細かな傷がついてしまい、雑菌が繁殖する恐れがあります。家庭用の台所洗剤を薄めた水を使って拭けばきれいになります。
さらに、パーテーションとマスクの併用も検討すべきです。パーテーションを使えば空間を仕切ることはできますが、飛沫感染や接触感染を完全に防ぐことはできません。マスクを付けて、パーテーションを設置することでよりいっそう感染防止の効果は高まるでしょう。
【まとめ】パーテーションを設置して安心して働ける環境づくりを
パーテーションを設置することで、従業員一人ひとりが集中して仕事をし、安心して業務を行える環境を整えることができます。
感染症の心配がなくなっても、オフィスでのパーテーションの設置は続いていくかもしれません。パーテーションを設置すべき場所をしっかり選定し、ニーズに合った製品を選ぶようにしましょう。
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