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見やすくて読みやすい!看板に入れるおすすめのフォント3選を紹介
看板に入れるおすすめのフォントは、短時間で見やすく読みやすいものです。視認性や可読性、判読性、視認距離などを考慮して適切なフォントを選びましょう。よく用いられる人気のフォントは、ゴシック体や明朝体、筆書体などです。
看板に入れるフォントは任意で選ぶことができます。使えるフォントのバリエーションも豊富なので視認距離や視認時間などを考慮しながら最適なフォントを選ぶようにしましょう。本記事では、看板に入れるフォントの選び方とおすすめのフォントを紹介します。
看板に入れるフォントは見やすさを重視!看板のおすすめフォント3選
看板に入れるフォントを選ぶ際は、何よりも見やすさ、読みやすさを重視することが大切です。ここでは看板におすすめのフォントを3つと、それぞれの特徴を紹介します。
ゴシック体
ゴシック体とは、うろこと呼ばれる三角形の山がなく、すべての画が同じ太さに見えるフォントのことです。端が角張っているものは角ゴシック、端が丸くなっているものは丸ゴシックといいます。
一見したときのインパクトが強いため、人目を惹きつけることを目的とする看板によく用いられます。カジュアル、力強い、安定といったイメージを持たれやすいため、親近感を出したいときや、はつらつとした印象を与えたい場合におすすめです。
2.明朝体
明朝体とは、うろこのあるフォント全般のことです。ゴシック体とは異なり、縦線、横線の太さが均一ではなく、はらいの部分が先細りしている特徴があります。
ゴシック体に比べるとややインパクトには欠けますが、そのぶん可読性が高く、文章が長くても読みやすいところが特徴です。全体的に柔らかい印象を与えるため、上品さや繊細さを出したいときにおすすめのフォントです。
3.筆書体
筆書体は、その名のとおり、筆で描いたようなフォントのことです。同じ筆書体でもさまざまな種類があり、やや太めで柔らかい書体もあれば、細くて滑らかな書体もあります。和の雰囲気を演出したい場合や、日本らしいイメージを出したいときにおすすめです。
看板に入れるフォントを選ぶ時のポイント
看板に入れるフォントを選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
1.視認性をチェック
視認性とは、目で見たときにすぐ認識しやすいかどうかを示す度合いのことです。看板は初見でじっくり見られることは少なく、ぱっと見たときにきちんと文字を理解できないと人目を引きつけることはできません。一つひとつはお洒落なデザインでも、文章として連なると視認性が低くなり、何が書いてあるのか瞬間的に把握しにくくなるので要注意です。フォントの大きさや背景とのコントラストはもちろんですが、書体の形がはっきりしているかどうかも重要なポイントになります。
2.可読性をチェック
可読性とは、目で見たときに内容をどのくらい読み取れるかを示す度合いのことです。要は文章の読みやすさのことで、看板に入れる文字の数が多くなるほど可読性が重視されます。例えば、会社や店舗の住所、電話番号などを看板に入れる場合、可読性の高いフォントにしないと読みづらくなるおそれがあります。
3.判読性をチェック
判読性とは、よく似た文字と区別がつきやすいかどうかを示す度合いのことです。例えば、数字の0とアルファベットのOの区別がつきにくい書体でないかなどを指します。判読性の低い書体を使うと、誤読や誤解を生みやすく、見た人に誤った情報を与えてしまうおそれがあるので注意しましょう。
4.視認距離をチェック
視認距離とは、文字や画像、映像などを適切に見ることができる距離のことです。例えば、店舗先に立て掛けられている看板なら、すぐ側に立って見ることが可能ですが、店舗の二階部分の外壁などに掛けられている看板は下から見上げるしかありません。視認距離が長い場合は、遠くから見ても文字を読みやすいよう、太くてインパクトのあるフォントを選ぶのがおすすめです。逆に、視認距離が短い場合は細めの明朝体や筆書体でも読みやすくなります。
5.視認時間を考慮する
視認時間とは、物を見ている時間のことです。多くの人は、看板は通りすがりにちらっと見るだけで、わざわざ立ち止まって読むことはありません。読みにくいフォントを使ってしまうと、一瞬で書かれている内容を判別することができず、興味、関心を失ってしまいます。視認時間は基本的に短いものと考え、読みやすい、わかりやすいフォントを選ぶのが大切です。
【まとめ】看板に入れるフォントは視認性や可読性、判読性を重視して選ぼう
看板に入れるフォントは、見やすさや読みやすさ、他の文字との区別のしやすさなどを重視して選ぶのがポイントです。看板を見るのは一瞬ですので、短時間で書かれている内容の多くを把握してもらえるようなフォントを選ぶようにしましょう。看板の定番フォントはゴシック体や明朝体ですが、目的やニーズに合わせて筆書体などのフォントを選ぶのもおすすめです。
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