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ホワイトボードの選び方とは?種類や素材、表示内容などをご紹介
ホワイトボードは見やすく、書きやすいことからオフィスや学習塾などで広く利用されています。利便性が高いホワイトボードですが種類の豊富さから、どのホワイトボードに選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ホワイトボードの選び方について詳しく解説していきます。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
ホワイトボードの選び方
ホワイトボードとは、専用のマーカーで文字などを書き込む白い板状のものです。専用のクリーナーを使えば、消しカスを出さずに簡単に文字を消せます。ホワイトボードにはさまざまなタイプのものがあるので、使いやすいものを選びましょう。
ホワイトボードの選び方としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 種類で選ぶ
- 素材で選ぶ
- 表示内容で選ぶ
種類で選ぶ
ホワイトボードにはさまざまな種類があります。主な種類は以下の通りです。
脚付きタイプ
脚付きタイプのホワイトボードは床に直接置いて使えるため、ホワイトボードを置くスペースを確保する必要はあるものの、別途置き場所を用意したり、壁に掛けたりする手間がなく便利です。
脚付きタイプのホワイトボードにも、いくつかの種類があります。例えば高さの調整が可能なアジャスターが付いたタイプであれば、利用するシーンや部屋の広さなどによって高さを変えられます。
またキャスターが付いているタイプであればホワイトボードを持ち上げて運ぶ必要がないため、力が弱い方も問題なくホワイトボードを移動させられるでしょう。置き場所が決まったらキャスターをロックしておけば、風や振動などで動き出すことはありません。
壁掛けタイプ
壁掛けタイプのホワイトボードは、ねじや三角吊カンなどで壁に設置します。壁に掛けて使うので、収納場所に悩む必要もありません。面積が狭いオフィスにおいても場所を取らずに設置可能です。
取り外しも容易に行えるので、必要に応じて適した場所に移動できます。
壁掛けタイプのホワイトボードには従業員のタスク管理、伝言メモに対応したものも多いです。その他にもプロジェクターで映像を投影できるものもあります。
ノートタイプ
ノートタイプのホワイトボードはコンパクトサイズのものが多いです。持ち運びに適しており、ミーティングやプレゼン、会議などで使用されます。
このタイプはノートのように複数のボードが用意されていることもあるため、メモの内容を残した状態で、別のホワイトボードに新たな内容を書くことも可能です。書き記した内容を残しておく必要がなくなったら、専用のクリーナーで消して新たに書けます。紙の使用量を抑えられるため、経費削減にもつながります。
シートタイプ
シートタイプのホワイトボードは、シール、静電気吸着、磁石などで設置するタイプのものです。壁に傷をつけることなく設置できるので、賃貸オフィスでも気軽に使用することができます。またシートタイプなので好きなサイズにカットして使え、設置する場所の広さに合わせて調整可能です。
素材で選ぶ
ホワイトボードの素材には、主に以下の2つがあります。
素材によって重量や耐久性、価格が異なるので、ホワイトボード購入の際は素材にも着目してください。
ホーロー
多くのホワイトボードがホーロー製です。ホーロー製のホワイトボードは、亜鉛メッキ鋼板の表面にガラス質の素材を焼き付けています。筆記面は硬度が高いため消し跡が残りにくく、書き心地が抜群です。耐久性にも優れており長期的に使用可能です。
ベースの亜鉛メッキは磁石に反応するためマグネットにも対応しています。伝達事項を記した紙やメモ用紙をホワイトボードに貼り付けることも可能です。
ただしガラス加工が施されているため重量感があるため、サイズが大きいものであれば持ち上げるのに力が必要です。
スチール
スチール製のホワイトボードは亜鉛メッキ銅板に白い塗装を施し、硬化型アクリルで上塗りしています。
ホーロー製のホワイトボードよりも軽く、移動時の負担も少ないです。価格はリーズナブルな傾向にあるので、予算が少ない場合にもおすすめです。またベースの銅板は磁石に反応するため、マグネットも使えます。ただし耐久性が低さや、消し跡の残りやすさがデメリットです。
表示内容で選ぶ
ホワイトボードには記入内容がデザインされているものもあるため、使用目的に合わせて選んでください。ホワイトボードの表示内容としては、主に以下の5つが挙げられます。
無地
無地のホワイトボードは、その名の通り表示がないのでオールマイティに使えます。ホワイトボード全体を自由に使えるので、文字を書いたりお知らせを貼ったりするなど用途に応じて使用してください。
会議室や学習塾で使用するホワイトボードとして選ばれることも多いタイプです。
KY表
KY表とは「危険予知活動表」とも呼ばれ、建設現場や物流現場などでよく使われています。事故や災害を防ぐために行っている取り組みや対策などを書き出しておくために使います。
予定表
予定表には週間、月間などさまざまなバリエーションがあります。用途に合わせて表示期間を選んでください。スケジュール、営業成績、社内目標、行事予定などを共有する際に使用することが多いです。
工程管理
工程管理とは、工事や制作に要する日程表が表示されたものです。工事期間の通知や工事の進捗状況、商品搬入の工程の共有などに使われることが多いでしょう。
行動予定
行動予定は、従業員それぞれのスケジュールやタスクを全体で共有する際に使用すると便利なものです。営業スタッフの出社・帰社時刻、予定している営業先、勤務スケジュールなどを書いておくのに適しています。
まとめ
ホワイトボードを設置すれば、手軽に情報共有が容易になったり会議において議論が活性化したり、メリットがあります。ホワイトボードにはさまざまなタイプがあるので、有効活用するためにも使用用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
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