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野立て看板とは?用途や作成する際のポイントを解説
野立て看板とは屋外に設置された看板のことで、認知拡大や誘導案内などに利用されています。野立て看板を使用する際は、不特定多数の目にとまりやすい魅力的な情報を盛り込みましょう。
本記事では、野立て看板の概要から、活用方法や作成する際のポイントまで、詳しくご紹介します。自社のサービスや商品を宣伝したい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
野立て看板とは?
野立て看板とは、路上をはじめとする屋外に設置されている看板のことです。不特定多数の方に見てもらうことを目的としており、交通量や人口分布などを分析した上で設置場所を決める必要があります。車や電車の中からでも確認できる野立て看板もあるため、設置場所によってはより多くの方に情報を届けられるでしょう。
野立て看板の用途
野立て看板は、主に以下の用途で使用されます。
- 認知拡大
- 商品広告
- 誘導案内
ここからは、それぞれの活用方法を詳しくご紹介します。
認知拡大
野立て看板は、企業や商品などの認知拡大に役立ちます。例えば企業説明や商品の特徴などを記載すると「どのような業務を展開している企業なのか」「どのような方におすすめの商品なのか」といった疑問を解消できるため、顧客へのアピールにつながります。
また野立て看板は一度設置すれば、24時間365日いつでも情報発信できるのも魅力です。日頃から認知拡大できていれば、顧客から必要とされたときに声をかけてもらいやすくなるでしょう。
商品広告
野立て看板は、商品広告として活用するのも一つの方法です。看板の中に店舗名や商品名、住所、電話番号だけを記載していても何を提供している店舗や企業なのか把握しにくいケースも多いでしょう。そこで提供している商品の写真を大々的に掲載すると、見た人のイメージが沸きやすく集客力もアップします。
具体的な方法として、店舗で提供しているメニューの写真を載せるのも効果的です。視覚的なアピールができるため、顧客の関心をより高められます。
誘導案内
野立て看板は、誘導案内に活用するのもおすすめです。路上や頭上に大きな野立て看板を設置すれば、店舗に訪れる方を迷わせることなくスムーズに案内できます。
特に車での来店が多い店舗では、駐車場の有無や入口の場所を案内すると親切です。顧客が迷わずお店へとたどり着けるための必要な情報は何かを洗い出して、分かりやすい野立て看板を設置してみてください。駐車場までの道のりを案内することで、できると左折すべきかや、Uターンできるかなども伝えられます。
なお、どこまでの範囲に誘導案内を設置するかも重要なポイントです。遠方からの顧客をターゲットにしている場合は、数十キロ離れた場所にも野立て看板を設置するのがおすすめです。その一方で、地域住民をターゲットにしている場合は、近隣のみの設置で十分でしょう。ターゲット層や看板を建てる目的を考慮して、適した場所に設置することが大切です。
野立て看板を作成する際のポイント
ここからは、野立て看板を作成する際に押さえておくべき主なポイントをご紹介します。具体的には、以下の通りです。
- 看板に載せる情報を絞り込む
- 視認性の高い配色・フォントにする
- 景観を損なわないよう気を付ける
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
看板に載せる情報を絞り込む
野立て看板を作成する場合は、看板に載せる情報を絞り込みましょう。集客力や訴求力を高めたいからといって、あらゆる情報を詰め込んだとしても、野立て看板の近くを通った方に全てを読んでもらうことはできません。特に、車や電車の中から見た方は数秒間看板を見るだけのケースが多いので、多くの情報を伝えるのは困難でしょう。
そのため、野立て看板に掲載する情報を絞り込み、本当に伝えたいことを分かりやすく発信していくのがおすすめです。店舗名や商品の写真、キャッチコピーなどを交えつつ、魅力的な野立て看板を作成してみてください。
視認性の高い配色・フォントにする
野立て看板を作成する場合は、視認性の高い配色・フォントを選びましょう。配色やフォントによって野立て看板の印象が大きく変わるため、細部にまでこだわることが大切です。企業や商品などのコンセプトに合う配色やフォントを選ぶと、より魅力を伝えやすくなるでしょう。
さらに、読みやすさも意識することで、瞬時に伝えられる情報量も変わります。何気なく歩いている通行人の目にとまるような、目立つ野立て看板に仕上げていきましょう。
景観を損なわないよう気を付ける
野立て看板は、景観を損なわないように気を付けることもポイントです。デザインによっては近隣住民とのトラブルの要因となってしまう他、企業や商品のイメージも悪くなってしまうでしょう。
野立て看板は屋外に設置するものなので、景観条例や建築基準法などの法律を遵守した看板を作成することが大切です。設置場所にはどのような条例が制定されているかを確認しておき、周辺の景観に配慮した野立て看板を作成していきましょう。
まとめ
野立て看板は不特定多数の目にとまりやすいため、効率良く集客したり、店舗や商品の魅力を訴求したりすることができます。誘導案内にも使用できるので、店舗に訪れたい方に対して分かりやすく道案内したい場合にも便利です。
一方で野立て看板は屋外に設置するため、景観に配慮しながら作成しなければなりません。設置する場所の条例を事前にチェックし、企業や商品などの魅力が伝わる野立て看板を設置してみてください。
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