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採用ブースに使用する主な装飾ツールと設営のポイント
新卒採用や中途採用のため、各社合同で行う会社説明会や転職イベントなどに出展する企業もあるでしょう。その際に設営するのが採用ブースで、求職者と直接コミュニケーションを取り、自社の魅力をアピールするのに重要な設備です。
採用ブースは求職者の目に留まりやすくするために、さまざまなツールを用いて飾り付けが行うのが一般的です。採用ブースに用いられる装飾ツールにはどのような種類があるのでしょうか。
本記事では採用ブースにおける装飾ツールの主な種類と、設営のポイントについて解説します。ツールをどのように活用して設営するべきか理解した上でブースの装飾を行い、求職者に魅力付けをしましょう。
採用ブースに使用する主な装飾ツール
合同企業説明会や転職フェアなどの採用関連のイベントでは、数多くの企業が一堂に会するため、他の会社のブースに埋もれて自社のブースが目立たなくなってしまう恐れがあります。
人材を確保するためには、多くの求職者の目に触れて足を止めてもらえるような工夫が必要です。そのためにも装飾ツールが重要な役割を果たします。
自社のイメージを視覚的に印象付けたり、あるいは特徴的な事業内容をコピーとして明示したり、さまざまな情報を訴求することがポイントです。
ここからは採用ブースで使用する主な装飾ツールについて、6つの種類を紹介します。
タペストリー
タペストリーとは壁にかける織物のことです。
現在では織物だけではなくターポリンやトロマットなどさまざまな素材が用いられており、採用ブースの壁にかけて自社をアピールするツールとしても使われます。
デザインや大きさなどの自由度が高く、軽量で持ち運びが容易な上、壁にかけるだけという設置の手軽さも大きな魅力です。
大判のものは遠くから見ても目立つため、求人の内容や自社のキャッチコピーを記載して、求職者に訴求できます。
ロールバナー
ロールバナーは巻き取り式の看板のことです。別名をロールアップバナーともいいます。ロール状に収納でき、展開すると大型の看板になります。採用ブースの入口など、人通りの多い場所で優れたアピール効果を発揮するのがメリットです。
薄いクロス状の材質で、使用の際は自立用のスタンドに取り付けるケースが一般的です。
吸着クロス
吸着クロスとはその名の通り、壁面に貼ってはがせるタイプのポスター状クロスです。
丁寧に扱えば10~20回程度は繰り返して使えるので、複数回ブース出展を行う際に便利です。
凹凸のついた部分には十分に吸着しないことがあるため、汚れのないフラットな面に貼りましょう。
のぼり旗
のぼり旗は観光地やイベントでも用いられる、採用ブースにおいてもポピュラーな装飾ツールです。
縦長ののぼり旗は遠くからでも目立ちやすく、また屋外では風にはためいてインパクトを与えられるでしょう。
ただし立ち止まってじっくり眺める性質の装飾ツールではなく、瞬間的に視覚に訴えるタイプなので、版面には大きな文字で、シンプルなメッセージを示すような使い方が適しています。
椅子カバー
採用ブースでは着席できるように椅子を用意する場合もあり、パイプ椅子の背などにカバー状の装飾ツールを取り付けるケースがあります。
セミナールーム式に同一方向に向いて複数列の椅子をレイアウトすると、自然に前席の椅子の背が目に入るので、さまざまな企業情報を訴求する機会となるはずです。
全て同じカバーにするのではなく、列ごとや一脚ごとに表示内容を変えるなど、工夫の余地が大きい点も魅力です。
説明会でのトーク内容と合わせて椅子カバーの表示を使うなど、多様な活用法があります。
テーブルクロス
装飾ツールとしてテーブルクロスを用いる方法もあります。
テーブルを挟んで求職者と企業側が対面で着座して会話する場合は、テーブルクロスをタペストリーやバナーと同じデザインで統一するのがおすすめです。
テーブルを挟んで着席している間は常に求職者の視界に入るため、面談をしながらクロスに表示されている内容に言及するといった使い方もできます。
採用ブース設営のポイントは?
採用ブースで効果を発揮する装飾ツールの設営には、いくつかの重要なポイントがあります。
1つ目のポイントは、装飾ツールを用いる際は、会場の規定や自社に割り振られたブースサイズに沿ったものを選ぶことです。
会場規定に違反していたりサイズが合わなかったりすると、装飾ができない状態で求職者を出迎える事態になりかねません。
2つ目のポイントは、装飾ツールを含めた採用ブースではキャッチフレーズを考えることです。
事業内容などの詳細はブースでのセミナーや面談で話すのが一般的なため、まずは自社への興味関心を引く印象的な短い言葉が必要となります。
採用ブースではまずは求職者に足を止めてもらうことが大切なので、キャッチフレーズには情報を詰め込み過ぎないようにすることもポイントです。
まとめ
合同企業説明会や転職フェアなどの採用ブースでは多くの企業と競合することになるため、まずは求職者に興味を持ってもらうことが重要となります。
本記事で紹介したさまざまな装飾ツールを効果的に用いて採用ブースを設営し、自社の魅力を十分にアピールしましょう。
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