選挙運動用の看板にはルールがある?制作のポイントも解説

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選挙運動用の看板にはルールがある?制作のポイントも解説

選挙運動用の看板にはルールがある?制作のポイントも解説

国政選挙でも地方選挙でも、選挙運動では当選を目指す候補者が街頭演説を行ったり選挙カーで巡回したり、有権者に強くアピールする姿が印象的です。

選挙運動は可能な期間と内容が法で定められており、例えばよく見られる候補者の名前や顔写真を掲示する看板にも厳密な規定があります。

このような選挙運動用の看板は候補者の存在を有権者に知らしめるために有効なツールであり、広く導入されているのは周知の通りです。

本記事ではそんな選挙運動用の看板について、守るべきルールや制作する上でのポイントなどを解説します。

選挙運動用の看板とは?

選挙運動用の看板とはどのようなものを指すのかを解説する前に、「政治活動」と「選挙運動」の違いについておさらいしておきましょう。

まず政治活動とは、東京都選挙管理委員会事務局のWebサイトでは「政治上の目的をもって行われるいっさいの活動から、選挙運動にわたる行為を除いたもの」と説明しています。

また選挙運動は「特定の選挙に、特定の候補者の当選をはかることを目的に投票行為を勧めること」としており、これらは公職選挙法による区分を分かりやすく示したものです。

従って選挙運動用の看板とは、選挙において候補者の当選を目的とした一連の活動で用いる支援ツールの一つであるといえます。

そもそもどのような選挙であっても、まずは候補者の存在が有権者に広く知られていくこと、つまりは認知拡大が重要なステップとなります。

既に一定のキャリアがあるなど名の知れた候補者が出馬するケースもありますが、それでも顔写真と名前の入った看板という視覚に訴求するツールは、強いインパクトがあります。

初めて立候補する候補者であればなおさらで、政策や政治指針などをアピールするためにもまずは有権者の認知を獲得することが重要なため、選挙用看板が広く活用されている背景があります。

選挙運動に使用する看板のルール

選挙運動の定義を確認しましたが、その際に使用する看板にもルールが定められています。

例えば看板をはじめとする「文書図画の掲示」については、公職選挙法の第百四十三条(文書図画の掲示)で規定されており、選挙事務所に設置する看板は縦3,500㎜×横1,000mmの寸法を最大値として、3枚までの使用が可能です

また個人演説会や政党演説会等の会場前に掲示する看板類は、同法第百六十四条の二(個人演説会等の会場の掲示の特例)によると、縦2,730mm×横7,130mmを最大値とする旨が規定されています。

注意しなくてはならないのは、先に述べたように「政治活動」と「選挙運動」は定義の異なる働きかけであるため、専用の看板に適用されるルールにも差異があることです。

ちなみに政治活動用の看板は通年で掲示することができますが、寸法は足の部分を含んで縦1,500mm×横400mmを最大値とし、候補者あるいは後援団体の事務所ごとに2枚までの使用と定められています。

さらに国政選挙および都道府県知事選挙では街頭演説で「特例看板」というものを使うことができます。これは正式な法律用語ではありませんが、当該選挙では候補者の個人演説会場等において目に付きやすい場所に看板を掲示する必要があることに由来するものです。

特例看板には選挙管理委員会によって交付される表示物を添付する必要がありますが、例えば「のぼり旗」をこれに充てることも可能です。

※参考:e-Gov法令検索「公職選挙法」(参照 2024-06-20)

選挙運動に使用する看板作成のポイント

次に選挙運動で使用する看板の効果を引き出すために、作成のポイントを見ていきましょう。

まずは候補者の顔写真と名前を大きく掲載することが必要です。これは先に述べた、有権者への認知拡大が重要なテーマとなっていることに由来しています。

また効果的なキャッチフレーズを付けることも大切です。候補者の政治信条や選挙への決意などが一目で分かるような、訴求力の高いコピーが望まれます。

さらには候補者のイメージカラーを使い、看板のデザインに統一感を出すのもポイントです。どのような色が良いかは一概にいえませんが、例えば赤であれば情熱的な印象、青や白ならば落ち着いて清廉なイメージ、オレンジならば温かく公正な雰囲気を見る者に与えるとされています。

候補者の存在やイメージを有権者に印象付けるためにも、上記のポイントに沿って選挙運動用の看板を作成しましょう。

選挙運動用の看板に用いられる素材

では選挙運動用の看板とは、具体的にどのような構造をしているのでしょうか。

一般的には、木製の枠にターポリン生地やアルミ複合版などを貼り付けたタイプの物が用いられます。

ターポリン生地とはポリエステル製の布を軟質合成樹脂で挟んだ生地で、工事現場のシートや屋外テントなどにも利用されている素材です。候補者の名前や顔写真を印刷しても色あせしにくく、防水性もあるため、屋外の設置にも適しています。

一方のアルミ複合版はアルミの薄板で樹脂を挟んだ素材で、軽くて丈夫であることが特徴です。こちらも選挙運動用の看板には軽量性と耐久性という観点から多用されています。

まとめ

選挙運動用の看板について、公職選挙法で定められた設置や規格のルールと、制作のポイントを解説しました。

看板はシンプルで伝統的なツールですが、選挙においてはいまだ大きな訴求力と存在感を示しています。

法の規定を遵守しつつ、認知拡大用の制作物としてのポイントを押さえることで、有権者の目に留まりやすく、心に響くような看板を作りましょう。

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